2018年 11月 20日 ( 1 )

冬になるね





そろそろストーブを出したり、飾りものを冬にチェンジしなきゃだね~ (^O^)



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最近忙しくて、ブログの訪問、コメントに行けてないや、、、

そろそろ再開できそうだ♪



そんなこんなで写真も撮っていなかったので、以前「次の機会にでも、、」と書いた
バター飴の思い出でも書こうカナ
超々長編ですので、気が向いた方だけどうぞ ^m^



○ 時は昭和 ○

国鉄がJRに変わるって頃の話だ
ぼんぼん、確か中学生ごろだったと思う

友人にいわゆる 鉄道マニア のヤツがいた
仮に G君 としておこう  ある日彼の家に遊びに行った

G君の部屋もまた容赦ないマニアっぷりだった

入口ドアには グリーン車 の表示
部屋には北斗星やら寝台やらの看板
枕元には時刻表だったり鉄道の雑誌だったり、、、

鉄道グッズに囲まれて多少困惑気のぼんぼんにGが切りだした
「ぼんぼん! ほっかいどー行こうぜ、ほっかいどーー!!」

さらに畳みかけるG

「JRになったら北海道の路線がたくさん消えちゃうんだ、
その前に全線乗りたくね?!」

ぼん 「まったく乗りたくねぇ」

「そんな事言わないで行こうぜ ほっかいどーだよ?!
一生乗れなくなるんだよぅ? 一生後悔するんだよぅ?」 


中学生の頃から千葉から四国に ママチャリ野宿ツーリング とかに行っていたぼんぼん
旅は好きだ
一生後悔するのはちと困るので、何だかんだ行く事にしたっ



○ プロローグ 旅のはじまり ○

旅は 急行八甲田 で始まった
東京から青森まで走る夜行列車だ! 
どこが急行なのかワカラナイほど駅に停まりまくり、このぶんではいつ青森に着くか分かったもんじゃない

ぼん 「おいGよ これはいつ青森に着くのだ?」 
G 「あ~ 明日の朝だよ」 

え”? こんなボックス座席に10数時間ほど座るのか?

狼狽するぼんぼんにGが言った
「俺、座席で横になるからさ、ぼんぼんは床に寝てくんね?!」

「お”~い”! ふざけんな!!」 と反論したが 
「だってぼんぼん君は登山とか野宿の熟練じゃん?
俺、慣れてなくてダメなんだよ 俺では耐えられないと思う なっ! 頼むよ」

とまで言われたので
「ま、、まぁな♪ 俺はちょっと違うからな♪ 嬉しかねぇぞこのヤロ~♪」

と床に寝た


と、まぁ、旅の間は一時が万事そんな状況で
何だかいいように使われていた気もするけど、妙な折れ線グラフみたいな時刻表(ダイヤグラムとか言うらしい)
を読めるのも、列車の予定を立てられるのもGだけなので大人しく付いていった



途中下車すると駅で周遊券に押してもらえるスタンプ

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あ、襟裳駅って無いよね

なんぞを集めるのも何やら楽しく、これはこれでなかなかによい旅と思えた




○ やってきたデフォルト危機 ○

ところが旅の終盤、どうやら2人ともお金がマッタク足りない事に気が付き始めた
いや、実はそれなりに予兆はあったのだが、お互いそれを言い出せず、事態はデフォルト寸前の状態で発覚した

帰路の函館に着いた時、ついに2人の持ち金は
ぼんぼん 200えん
G君 えん
になっていた  、、、つまり 、、まぁデフォルトだ


鉄道周遊券を持っているので交通費の心配はいらなかった(地元駅までの電車賃は温存)
問題はあと2日ほど何を食べていくか、、であった

「我慢できるんじゃね?」という希望はアッと言う間に消え、空腹が2人を襲う

「この200えんをマジで大切に使わねば!!!!」
と硬く決意した時、Gが案の定やっぱり聞いてきた

G「なぁ、金貸してくんね?!」

ぼん「いや、俺にも大切な金だ さすがにキビシイよ」

G「だって、俺0円じゃん? ぼんぼん200えんじゃん? だから半分、、よくね?!」


オマエはあれかーーーーー
インドとかの理論のアレかーーーー!!

。。。。 とも言えず


「いいかッ! この100えんで2日食いつがなければならない 
めっちゃ大事に使うんだぞ!! 俺にとっても喉から手が出るほどのお金だ キリッ (`・ω・´) 」


G 「あぁ、分かった! そうだな!!」

と、言うが早いか
傍にあった自動販売機に近づくと、、

ちゃりん とお金を入れて、、、

がちょん と何かを取り出した、、、、



おい、、

オマエ、、、


今 コーラ買ったろ!!!!





くぁwせdrftgyふじこlp~!」 と、問い詰めるぼんぼんに Gは

「だって、今は何を置いてもコーラが飲みたくてどうしようも無かったんだよ
もうさっきからコーラの事しか考えられなかったんだよ」 とのたまいやがった


胸を張ってコーラの正当性を訴える彼に、ぼんぼんはそれ以上言う事は出来なかった




○ すったもんだの連絡船 ○

Gは「コーラの余韻に浸りつつ、青函連絡船のターミナルで休んでる」
と言ったので、ぼんぼんは食べものを探しに街を歩いた


ぼんぼんは商店街でパン屋さんを見つけた
そこで一番安いバターロール1つを購入
そして

「あのぅ~ パンの耳とかありませんか? 実はかくかくしかじかでして (T_T)」

「それは可哀想に、、 あるわよ!」と女性の店員さん(店主さん?)が奥から袋一杯のパンの耳を持ってきてくれた

「これも食べてね♪ と総菜パンも1つくれた」 


もうただただ、心に沁みた



ぼんぼん、嬉しさ一杯でパンの耳の袋を抱えて連絡船のターミナルへ
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連絡船のターミナルに行くとGが手招きする
何だかおっさんとしゃべってる、、

その席に行くと、Gはフイッと姿を消した

「トイレか?」程度にしか考えていなかったが


甘かった



おっさん、いわゆる泥酔者でゴザイマシテ
ぼんぼんが座るなり「☆♪♪!~▽$☆」と酒を勧めてくる
断った途端 「俺の酒が飲めねぇってのか!!!」と定型文をのたまう

なんだ、普通にしゃべれるんじゃんか

と思いはしたが、それからはもう泣きたくなるよな永遠なる時間を過ごす羽目になった

そしてGはついに戻ってこなかった、、
ヤロー 逃げたな、、、



乗るべき便は分かっていたので ぼんぼん一人、連絡船に乗る 
石川さゆり もビックリな 津軽海峡な展開だ

船内でGが「会いたかったわ~♪」と歩いてきた  オマエは AKB48 とか 西野カナ か?!

そしてぼんぼんの虎の子 パンの耳 に気が付く

G「おっ スゲ~ 一緒に喰おうぜ ♪」




殺す、、マジで殺す





とも言えず、2人で食べる事にした




こんな子でごめん

連絡船が青森に着く頃にはパンもパンの耳も胃袋へ収まり
帰りの列車に乗る頃にはまた空腹が我慢できない状態におちいった  食べ盛りだもんな~ (*_*)


「死ぬる、、死んじゃう、、」 

ぼんぼん、遂に実家のおみやげ バター飴 に手を付ける事にした

「父さん、母さん、こんな息子でゴメン、、」 

さて、袋バリバリバリ~~♪♪


Gの「おっバター飴じゃん!」 という言葉にはもう驚かなかった
数個を食べ(大してお腹の足しにはならなかったけど)安心したのか
しばらく寝てしまったぼんぼん

眼を覚ました

列車はいよいよ宮城県に入っていた

、、、なんて事はどうでもよくなる事態を知った


Gがバター飴

全部食べてやがった!


吐け! もどせ! ぜんぶ返せ!!



あぁ、、 苦渋のおみやげバラし、最後のライフライン バター飴がぁ、、(T_T)

Gはすっかり空になったバター飴の袋に印刷してある路線図
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などを眺めながら呑気に 「ほぉ~」とか言ってる (´・ω・`)

オマエ もうホント、、 呪殺とかするよ?!

蠱毒とかだよ?!


呪いは不穏なのでとりあえず執行猶予だ
オマエの更生を見せてみろ




○ エピローグ 旅のおわり ○

やがて列車は懐かしき千葉駅へ

ここで周遊券は役目終了
フツーの乗車券を買って最寄駅まで帰らなければならない

乗車券を買うには改札を出て、外に一旦出て買うしかない


ここで最後にして最強の技が繰り出された


G「ぼんぼん君 君だけ外に出て、乗車券2枚買ってきてくんない?!」
ぼん「え? 別にいいけど何で?!」

G「いや、、、 まぁ、、 その、、、、アレだ 改札を出ると 周遊券は回収されちゃうんだよ」

ぼん「ふざけんなーーー たくさん途中下車のハンコを集めた思い出の周遊券だぞ!
俺だって渡したくない!!」
と猛反撃したものの

G「ほら、俺、鉄道めっちゃ好きじゃん? それは知ってるでしょ? ほんと頼むっ」


その口頭弁論を聞いているうちに な~んだかそんな気もしてきた
彼が言いだした北海道乗りつぶしの旅だ そんな彼の周遊券は私のより重い価値に違いない、、


結局ぼんぼんが外に出て、乗車券を購入
ず~っと一緒に過ごして、ハンコと思い出が詰まった周遊券は手を離れていった(涙)


ぼんぼん「ほい! 乗車券、買ってきたぜ!」
Gに乗車券を渡す


Gは券を受け取ると嬉しそうにこう言った

「ほんっと 最高の旅だったよな~~!!!」




オマエ

このタイミングでそれ言うか~~?!



さて、、と、、 エコエコアザラク。。。


おしまい (´・ω・`)


by usachan_500 | 2018-11-20 20:19 | Comments(10)


千葉県在住! 近所の写真と生き物と旅行の記録です コメント、リンクも大歓迎なのです!             過去の記事へのコメントに気が付かない事がありますので、その際は叱って下さい。。


by usachan_500

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